睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群

溝の口・高津区で睡眠時無呼吸症候群でお困りの患者さんへ
このような症状でお困りではないでしょうか?
睡眠時無呼吸症候群は日中の眠さや集中力低下をきたして仕事や日常生活に大きく影響を及ぼすだけでなく、生活習慣病のコントロールを悪化させたり心肺機能にも負担をかけます。
たかがいびきと思うかもしれません。しかし、治療することによって日中の症状が改善して日常の生活の質が上がったり、生活習慣病のコントロールがよくなることが目指せます。田園都市線・南武線をご利用の方に特に通いやすい、溝の口駅前の当院にぜひご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が止まる・浅くなる事によって心肺機能に負担がかかり、日中の眠気や集中力低下につながります。
呼吸が止まる原因には大きく分けて2つあります。
受診される患者さんの大多数はこのタイプです。
肥満との関連が強く、扁桃腺の腫れや顎の小ささなども原因になります。
一緒に寝ているご家族から見ると、激しいいびきを伴ったり、呼吸しようと努力する様子が特徴的です。働き盛りで中年太りになってしまっており、日中の眠気とだるさに悩む方が典型的です。
1割未満のケースで、脳血管・心臓など内臓の異常や睡眠薬などの影響で起こります。心臓や脳・神経の異常のサインでもあります。ご高齢で心臓や脳に病気がある患者さんが多く、いびきが目立つというよりも呼吸の動き自体が止まることが特徴です。
以下では大多数を占める閉塞性について解説します。
睡眠時無呼吸症候群の症状は、大きく「睡眠中の様子」と「日中の体調変化」の2つに分けられます。
睡眠中の様子は、ご家族から「いびきがうるさい」「息が止まっていた」「呼吸しようと必死にもがいていた」と指摘されて受診される患者さんが多いです。
日中の症状としては、夜間に十分な睡眠が取れないため強い眠気・だるさ・集中力の低下が現れます。「しっかり寝ているはずなのになぜか日中眠い」という訴えが典型的です。仕事や日常生活の質を大きく落とすだけでなく、車を運転する方では居眠り運転による事故のリスクにもつながります。
繰り返す無呼吸で血液中の酸素濃度が低下し、高血圧・動悸・不整脈といった循環器系の問題を引き起こしたり悪化させることも知られています。
無呼吸低呼吸指数(AHI:1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数)でSASの重症度を判断し、治療を考えます。
まず自宅でできる簡易検査を行います。
睡眠中の酸素値を測りながら無呼吸回数を計測でき、患者さん自身で取り付けが可能です。デメリットは脳波を計測しないため睡眠時間を正確に把握できず、AHIがやや低く出やすいことです。
簡易検査で正確に測れていない可能性があるときに行う精密検査です。
脳波を測りながらAHIをより正確に調べられ、中枢性SASの診断にも必要です。入院検査が必要なため他院に紹介しますが、CPAPの導入は当院で行います。
近年は在宅PSGも可能であり、患者さんのライフスタイルに併せて提案します。
AHIの重症度(正常:5未満、軽症:5〜15、中等症:15〜30、重症:30以上)に応じて治療方針を決めます。
2026年6月からの改定により、簡易検査でAHIが30以上もしくは精密検査でAHIが15以上でCPAPの適応になります。過去に検査をして治療できなかった方も、新しい基準ではCPAP治療を開始できる可能性があります。
CPAPでは寝ている間に鼻を覆うマスクを装着し、一定の圧の空気を気道にかけることにより、睡眠中に気道が塞がるのを防ぎ、無呼吸や低呼吸を抑えます。大切なことは、「毎日使うこと」「自分に合ったマスクとフィッティング」です。
また、月1回の通院が保険上の条件です。当院は東急「溝の口駅」徒歩1分、JR南武線「武蔵溝ノ口駅」徒歩2分で乗り換えや仕事帰りでも通いやすい環境です。予約システムを活用し、待ち時間の短縮にも努めています。
肥満の改善・飲酒を控えることが基本です。高すぎる枕を避ける、横向きに寝るなどの工夫でも気道の閉塞が改善します。
CPAPの適応がない場合の選択肢です。医科歯科連携を重視し、かかりつけまたは近隣の歯科医院に紹介します。
睡眠時無呼吸症候群はそれ自体も日中の眠気やだるさを起こしますが、合併症のリスクを高め、合併症により更に睡眠時無呼吸症候群が悪化する悪循環になることがあります。
高血圧は夜間の無呼吸により苦しくなり、交感神経刺激で降圧薬が効きにくい「治療抵抗性高血圧」として現れることがよくあります。
糖尿病は睡眠不足・低酸素でインスリンが効きにくくなり血糖が上昇します。
脂質異常症との直接の関連は強くありませんが、肥満を合併するとSASを悪化させます。生活習慣病の数値が改善しない方で、いびきや無呼吸に心当たりがある場合はぜひご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群は長引く咳・治らない咳に大きく関連します。
気管支喘息・COPDは睡眠時無呼吸症候群により悪化することがわかっています。
逆流性食道炎も睡眠時無呼吸症候群により悪化することがわかっており、食後や横になった時の咳として出現します。
いびきによりのどが刺激されると咳の原因になります。
治療を始めた患者さんから、「こんなに日中の症状が楽になるとは思わなかった」とお声をいただくことがあります。慣れてしまって気づけていなかった眠気やだるさが取れ、生活の質が大きく改善したと喜んでくださる方が、実際にたくさんいらっしゃいます。
「いびきが目立つ」「日中なんとなく調子が悪い」程度でも、睡眠時無呼吸症候群が疑わしければ、まず検査を受けてみることが大切だと考えています。
日々の診療で感じるのは、症状の割にAHIが低かったり、逆にほとんど自覚症状がないのにAHIが非常に高かったりするケースが少なくないということです。症状だけでは判断がつきにくく、検査をしてみて初めて病状がわかる病気でもあります。
治療によって、日中の眠気やだるさが解消されると、患者さんの日常生活は大きく変わります。働き盛りの現役世代の方も、生活習慣病を多く抱えるご高齢の方も、いびきや無呼吸を家族から指摘されたことがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
当院は東急田園都市線・大井町線「溝の口駅」徒歩1分、JR南武線「武蔵溝ノ口駅」から徒歩2分です。高津区内はもちろん、二子玉川、鷺沼、武蔵小杉、登戸方面からも通院しやすい環境です。
呼吸器内科をおすすめします。
「いびきだけで病院に行っていいのか」と迷う方が多いですが、呼吸器内科であれば睡眠時無呼吸症候群の専門的な診療に加え、生活習慣病の管理、咳・息苦しさへの対応まで一か所でできます。溝の口・高津区でいびきや無呼吸にお困りの方は、ぜひ当院へご相談ください。
3割負担だと簡易検査約3,000円・CPAP月約4,500〜5,000円程度が目安です。ただし初診料・処置料によって異なります。CPAPは安定後も月1回の受診が保険上の条件となります。
基本的には継続が必要です。
減量などで無呼吸が改善した場合はCPAPを終了できることもあります。続けにくい理由があればまずご相談ください。
骨格の問題でも睡眠時無呼吸症候群のリスクになります。
日本人は欧米人と比べて顎が小さい方が多く、睡眠時無呼吸症候群のリスクです。体型に関わらず骨格の特徴で睡眠時無呼吸症候群になる方は少なくありません。
はい、関係があります。特に問題になるのはCPAPの継続への影響です。
アレルギー性鼻炎による鼻詰まりはCPAPの継続を妨げ、喘息やアレルギー性鼻炎とSASが互いに悪化し合う悪循環に陥ることもあります。呼吸器内科・アレルギー科の専門診療を行う当院でまとめて対応できます。
マスクの正しいフィットと毎日の装着がまず大切です。鼻炎などの合併症が原因の場合はその治療で改善することもあります。月1回の使用データを確認しながら機器業者とも連携してサポートします。
執筆・監修
溝の口駅前内科・呼吸器内科 院長 高野賢治
(日本内科学会認定総合内科専門医・日本呼吸器学会認定呼吸器専門医・日本アレルギー学会認定アレルギー専門医)
参考文献
日本呼吸器学会・日本睡眠学会編 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020
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