胸部異常陰影(健診レントゲンの異常)
胸部異常陰影(健診レントゲンの異常)
このようなことでご不安ではありませんか?
✅️健康診断のレントゲンで、はじめて異常を指摘された
✅️毎年、同じところに異常を指摘される
✅️症状はまったくないが、このままで大丈夫か心配
✅️「要精密検査」と書かれていたが、何をすればよいのか分からない
健康診断の結果に「胸部異常陰影」「要精密検査」と記載されていると、大きな不安を感じられるのは当然のことです。
ここでは、はじめて指摘された方、毎年同じ部位を指摘されている方に向けて、胸部レントゲンの異常で考えられる病気と、次に行うべき検査について解説します。
健康診断や人間ドック、肺がん検診では、胸部X線検査(レントゲン)が広く行われています。
レントゲンは、肺、気管支、心臓、大血管、骨、横隔膜など、胸のなかの多くの情報が1枚の画像に写る、非常に有用な検査です。
このレントゲンに、通常は見られない白い影が写ることを「胸部異常陰影」と呼びます。
ただし、レントゲンは「何か異常がないか」を短時間で幅広く調べるスクリーニング検査です。
1枚の画像から、その影の正体が何であるかまで判断することは容易ではありません。
そのため、異常陰影を指摘された場合には、追加の検査でその原因を確かめていくことになります。
「異常陰影」と指摘されても、必ずしも治療が必要な病気が隠れているとは限りません。経過観察でよいものも数多くあります。
陳旧性病変(過去の肺炎や結核が治ったあとに残る瘢痕・石灰化)、肺内リンパ節、良性腫瘍、血管の陰影などが挙げられます。
これらの多くは、経過観察が可能です。
また、血管の走行や肋骨・鎖骨の重なりによって、実際には病変がないにもかかわらず、影があるように見えることもあります。
健診の胸部レントゲンで、私たちが特に注意して確認しているのは肺がんと肺結核の2つです。特に、早期肺がんでは症状がないことも多いとされています。
この2つを見逃さないために、疑わしい影がある場合には追加の検査をおすすめしています。
健診当日にかぜ症状があった場合には、軽い肺炎の影が写っていることもあります。
また、間質性肺炎、肺非結核性抗酸菌症(肺MAC症)、COPD(肺気腫)などが、レントゲンの異常をきっかけに見つかることもあります。
まず、当院であらためて胸部レントゲンを撮影し、指摘された影が本当にあるのか、消えていないかを確認します。
当院ではデジタルX線装置を使用しており、短時間で従来のフィルム撮影よりも高精細な撮影が可能です。
撮影した画像は一定期間保存されるため、次年度以降に再び異常を指摘された際にも、過去の画像と比較して判断することができます。
このとき、健康診断で撮影したレントゲンの画像や、過去の健診結果をお持ちいただけると、経年的な変化を確認でき、診断の大きな助けになります。
明らかな異常がある場合
速やかに近隣の基幹病院へご紹介します。
影がはっきりしない場合
近隣の画像診断専門施設と連携し、胸部CT検査をご案内します。
CTはレントゲンよりも詳しく肺の状態を評価できます。
当院のレントゲンで異常が確認できない場合
経過観察とするか、またはレントゲンでは写りにくい部位の可能性を考えてCT検査を行うか、症状や経過をふまえてご相談のうえ判断します。
X線検査やCT検査は、わずかではありますが被ばくを伴う検査です。
当院では、検査を行う必要性と、それによって得られる情報を十分にご説明し、患者さんにご納得いただいたうえで検査を進めるようにしています。
健康診断で胸部異常陰影を指摘されると、心配になるのは当然のことです。
当院では、2つのことを大切にしています。
ひとつは、異常陰影が必ずしも病気を意味するわけではないことを、根拠とともに丁寧にお伝えすること。
もうひとつは、必要な精密検査を滞りなく、スムーズに進めることです。
一方で、「症状がないから」「毎年言われているから」と、そのままにされている方も少なくありません。
実際には、追加の検査をしてみなければ分からないことが多いのも事実です。
当院は溝の口駅から徒歩1分。高津区にお住まいの方はもちろん、田園都市線・南武線沿線(高津・二子新地・梶が谷・宮崎台、武蔵新城・津田山・久地など)からも通いやすい立地です。
呼吸器専門医が、胸部X線の検査結果の見方から次の検査まで一緒に考えます。
過度に怖がらず、まずは一度ご相談ください。
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