「ちゃんと寝ているのに、昼間の眠気がつらい」睡眠時無呼吸症候群とその他の原因|溝の口駅前内科・呼吸器内科|川崎市高津区の呼吸器内科・アレルギー科

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「ちゃんと寝ているのに、昼間の眠気がつらい」睡眠時無呼吸症候群とその他の原因

「ちゃんと寝ているのに、昼間の眠気がつらい」睡眠時無呼吸症候群とその他の原因|溝の口駅前内科・呼吸器内科|川崎市高津区の呼吸器内科・アレルギー科

2026年6月04日

「ちゃんと寝ているのに、昼間の眠気がつらい」という症状でお困りではないでしょうか?


☑ 朝の目覚めが悪く、起きた後もスッキリしない

☑ 日中、仕事や勉強への集中力が続かない

☑ 運転中に眠気を感じることがあり、心配だ

☑ 家族や同室者に「いびきがひどい」と言われた

☑ 「寝ているとき、息が止まっていた」と言われたことがある

このような症状が続いている場合、いくつかの原因が考えられますが、なかでも睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性が疑われます。

この記事では、睡眠時無呼吸症候群をはじめとする「眠気の原因となりうる病気」と、受診の目安についてご説明します。

なぜ「昼間の眠気」が起こるのか

昼間の眠気の根本には、夜間の睡眠の質の低下があります。

睡眠時間が確保できていても、睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅い眠りが繰り返されたりすると、脳や身体は十分に休めません。
その結果、翌日の日中に強い眠気や倦怠感として現れます。

また、日常の生活習慣も深く関わっています。
実際の診療では、睡眠に問題を抱えている方の中に、寝つきをよくするための寝酒や、睡眠薬・市販の睡眠補助薬の使用が習慣になっているケースをしばしば経験します。
アルコールや睡眠薬は、入眠を助けるように見えて、睡眠の構造を乱し、結果的に睡眠の質を下げることがあります。

眠気の原因を正しく把握するためには、「睡眠時間」だけでなく、「睡眠の質」と「生活習慣」の両面から評価することが大切です。

昼間の眠気をきたす病気

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

概要・症状

睡眠中に呼吸が繰り返し止まることで、眠りの質が低下する病気です。
睡眠時間が確保できていても熟眠感が得られず、翌日の日中に強い眠気・倦怠感・集中力の低下として現れます。
昼間の眠気やだるさの原因として、最も代表的な疾患です。

検査

診断と重症度の判定には、睡眠中の無呼吸・低呼吸の回数(AHI:無呼吸低呼吸指数)を計測する睡眠検査を行います。
当院では自宅で行える検査を行います。

治療

重症度に応じて、生活習慣の改善・マウスピース・CPAP療法などを選択します。
CPAP療法は、鼻に装着したマスクから空気圧をかけることで気道の閉塞を防ぎ、睡眠の質を改善します。

緊急性があるとき

眠気による居眠り運転は重大事故に直結します。運転中に強い眠気を感じることがある場合は、早めにご相談ください。

👉 睡眠時無呼吸症候群についてはこちら

その他に考えられる病気

甲状腺機能低下症・貧血

甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンの分泌が低下し、代謝が落ちることで全身の倦怠感や眠気が現れます。

貧血は血液中のヘモグロビンが低下することで、同様にだるさや眠気の原因となります。

いずれも睡眠時無呼吸症候群が否定的なときに積極的に考えます。
症状だけでは判断が難しく、採血検査で初めて診断がつくことが多いです。

ナルコレプシー

日中に突然、抗えない強い眠気が発作的に出現する病気です。
笑ったときや驚いたときに突然力が抜ける(情動脱力発作)を伴うことがあります。
精神科または神経内科への受診が望ましいです。

うつ病・抑うつ状態

気力・意欲の低下や気分の落ち込みとともに、睡眠障害(不眠または過眠)・食欲低下が続く場合はうつ病・抑うつ状態を考える必要があります。
精神科または心療内科への受診が望ましいです。

院長からのメッセージ

日中の眠気や集中力の低下の原因として、最も多いのが睡眠時無呼吸症候群です。
睡眠時無呼吸症候群は呼吸器内科の専門領域であり、当院では呼吸器専門医による診療を受けていただくことができます。

一方で、甲状腺機能低下症や貧血など、内科的な病気が原因となっていることも少なくありません。
そのような場合には、幅広い疾患を診る総合内科専門医としての知識と経験が必要になります。

院長は呼吸器専門医と総合内科専門医の両方の資格を持っており、様々な視点から「ちゃんと寝ているはずなのに日中眠い」というお悩みに向き合えたらと思いながら診療しています。

当院が位置する溝の口・高津区には、仕事や育児で多忙な現役世代の方も多く、睡眠の問題を抱えながらも受診できずにいる方が少なくないと感じています。
また、「これは歳のせいだから仕方ない」と諦めてしまっている高齢の方にも、ぜひ一度ご相談いただけたらと思います。

眠気や倦怠感は、適切な診断と治療によって改善できる可能性があります。
一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。

【執筆・監修】

溝の口駅前内科・呼吸器内科 院長 高野賢治

(日本内科学会認定総合内科専門医・日本呼吸器学会認定呼吸器専門医・日本アレルギー学会認定アレルギー専門医)

【参考文献】

日本呼吸器学会 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020.

よくある質問

Q.昼間の眠気がひどい場合、何科を受診すればよいですか?

A.いびきや無呼吸を指摘されている場合は、ぜひ呼吸器内科を受診してください。

睡眠時無呼吸症候群の主な治療はCPAP療法であり、CPAP療法の管理は呼吸器内科が専門としています。
当院では呼吸器専門医が診療を行っていますので、お気軽にご相談ください。

Q.CPAP療法はどのくらいで効果が出ますか?

A.使い始めた翌日などから、朝の目覚めや日中の眠気の改善を実感する患者さんもいます。

ただし、マスクの装着感に慣れるまでに数週間かかる方もいるので一概には言えません。
継続が大切な治療ですので、気になることがあればお気軽にご相談ください。

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